脂肪注入法

脂肪注入法とは、自分の脂肪をバストに注入してバストを大きくするという豊胸手術法の一つです。自分の脂肪を使うので、体に異物を入れることに抵抗がある人に向いている手術法と言えます。また脂肪吸引を行うため、バストアップと同時に部分痩せを希望する方にも向いています。

初期の脂肪注入法は、単純に脂肪を採取してそれをバストに注入するという手法を取っていたため、脂肪が時間の経過とともに体内に吸収されてしまい、せっかく大きくしたバストが元に戻ってしまうという生着率の低さが問題となっていました。しかし、その後改良に改良を重ね、新しい細胞や血管などに分化したり、自らを複製する能力を持っている「脂肪幹細胞」という細胞などを注入することにより、現在では生着率ははるかに高くなってきています。

※効果、生着率は個人によって異なります。また、体型によっては脂肪注入法を受けられない場合もあります。

脂肪注入法の特徴

  • ウエストやヒップ、太ももなどの気になる部分の脂肪吸引を行うため、全体的なボディーメイクができる。
  • 注入箇所や注入する脂肪の量を調整することで、バストの形も整えることができる。
  • 1~2カップ程度のサイズアップが可能。
  • 自分の脂肪を使用するため、アレルギーなどの異物反応の心配がない。
  • 脂肪を注入するため、仕上がりが自然。
  • 大きく切開する手術ではないため、傷跡がほぼ残らない。
  • レントゲンに異物が写らない。
  • 生着率は100%ではないため、術後に若干のサイズダウンが起こる。
  • しこりができてしまう場合がある。

脂肪注入法の種類

  • ■コンデンスリッチ豊胸

    自分の体の一部から抽出した脂肪を外気に触れさせないまま遠心分離機にかけ、しこりの原因になる死活・老化細胞などの不純物を除去し、このコンデンス(濃縮)技術で生成された無菌状態の新鮮な脂肪(コンデンスリッチファット)のみをバストに注入する脂肪注入法の一種です。単純に脂肪組織を濃縮するだけでなく、適度 な圧力を加えることにより若く元気な脂肪細胞と幹細胞を濃縮できるため、高い生着率が期待できます。(※個人差があります)このコンデンスリッチフ ァット(CRF)を抽出する装置、技術は、アメリカのFDA(日本における厚生労働省)の認可を受けた専用機器を使用します。

  • ■セリューション豊胸(脂肪幹細胞注入)

    自分の体の一部から脂肪を抽出、脂肪をバストに注入する際に、これから脂肪細胞となる「脂肪幹細胞」を同時に注入する脂肪注入法の一種です。 脂肪組織から幹細胞を抽出し活性度を高め、不純物を除去した脂肪と同時にバストに注入することで、濃度の高い幹細胞が新しい脂肪や血管を作り出し、生着率が高くなると言われています。(※個人差があります)

  • ■ピュアグラフト豊胸(濃縮脂肪注入法)

    自分の体の一部から脂肪を抽出し、それを特殊なフィルターにかけてしこりの原因になる死活・老化細胞などの不純物を取り除き、純度の高い濃縮された脂肪をバストに注入する脂肪注入法の一種です。 生着率を高める幹細胞を残すことができるため、生着率が高く、豊胸効果が持続すると言われています。(※個人差があります)